8月21日-8月27日

8月21日 くもり
バイトおわり、自販機で飲みものを買おうとする。先にお金を入れたひとがなかなか飲みものを決めてくれない。缶のジュースを選ぶ。わたしもお金を入れる。え。お茶も水もスポーツドリンクも売り切れていた。わたしも決めるのに時間を要する。「つぶみ」というジュースを買う。白ぶどうジュースに粒ぶどうが入っていて美味しかった。
 
8月22日 晴れ、暑い
美容院。「十センチ切ってください」「八ヶ月分ですね」
 
8月23日 くもりのち雨
親友のaちゃんと会った。aちゃんは一人暮らしをしていて、これからお泊まり会をすることになっている。aちゃんの口から「実家」という言葉を聞くたび、さみしさを覚える。わたしの知っているあの家は、わたしが毎朝呼びに行っていたあの家は、aちゃんにとって「実家」というたまに帰る場所に変わってしまった。
 
8月24日 晴れ、夕立
また会えるけれど「じゃあね」と別れるのは誰とだって、いつだって、わたしはさみしい。各停にゆられて帰る。
 
8月25日 晴れ
新しいことに挑戦する。不安で自信もないけれど、店長が「いいやん!」とうれしそうに言ってくれた。目がきゅっと細くなっていた。
 
8月26日 晴れ、夜は雷雨
そそっかしいところをなおしたい。
 
8月27日 晴れ
車内で歌っていたら音を外して笑われる。きみが笑ってくれるのがうれしい。